「さく井（さくせい）工事」とは、聞きなれない言葉かと思いますが、水源（上水道・工業用水）開発を目的とし、井戸を掘る事です。普段使う水道水は、井戸（水源地）から汲み上げられ配水池等より、各家庭に供給されます。

　井戸の種類には、大きく分けて浅井戸と深井戸があり、30mより深い井戸を深井戸といいます。掘る深さも、地域及び想定される地質によりますが、水井戸の場合、100m～200m前後が多いです。また、さく井工事には温泉掘削も含まれます。掘削深度は1000mを超えることもあり、深さによって掘る機械の大きさや設備も変わります。